はじめに、距離を書きます
レクサス教育センターは、The School.School の運営者が関わっている教育機関です。スクール基幹システムは、この予備校に開発を監修していただき、最初の実装先として動かしてきました。外部の第三者が採点した事例ではありません。そこを伏せたまま「理想に近い」と書けば、客観的な評価に見えてしまいます。先に書いておきます。
近いからこそ、書けること
開発する側が現場に入っていると、導入資料には出てこないところまで見えます。締め日の前に何が起きるか、振替が重なった週に受付が何を手で埋めているか、保護者からどんな順番で問い合わせが来るか。この事例で書けるのは、そういう内側の話です。逆に、外の目で公平に比べた記録ではありません。二つを混ぜずに読んでいただければと思います。
なぜ、ここを最初の実装先にしたのか
現代の教育機関として、こちらが考える理想に近いロールモデルだと判断したためです。医学部受験は、ひとりの生徒について見るべきものが多く、結果もはっきり出ます。そこで毎日成り立っている運用は、他のスクールに持っていっても通じる。何をもって理想と考えているかは、思想の側のページに書きました。
試験導入ではなく、日々の運用
デモ環境でも、一部の部署だけの試行でもありません。生徒の在籍情報も、出欠も、成績も、請求も、この上に載っています。止まれば授業と受付が止まる位置にあります。使われ続けているシステムは、不便を放置できません。ここで見つかった不便は、他のスクールに届く前に直っています。
毎日、動いているもの
スクールの運営
稼働中
- 生徒台帳 — 在籍情報がひとつの場所にある
- 出欠 — 授業ごとに記録が残る
- 成績 — 推移が積み上がる
- 請求 — 締めと入金を同じ土台で
- 受付・職員の業務
家庭と生徒
稼働中
- 保護者向けの画面 — 出欠・授業の記録・請求
- 生徒向けの学習サービス — 本番稼働
監修と、実装の場をいただいたことについて
現場を開けてもらうことは、当たり前ではありません。運用の途中で仕様が変わることも、まだ動かないものを一緒に待つことも引き受けていただきました。生徒と保護者が関わる場所で、作りかけの道具を使うという判断です。この予備校がなければ、机の上だけで考えた基幹システムができていたはずです。ここまで付き合っていただいたことに、感謝しています。